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【体験談】ICL・眼内コンタクトレンズで海外生活を快適に!

【体験談】ICL・眼内コンタクトレンズの注意点、デメリットも解説!

アメリカなどで海外生活をはじめる前に、コンタクトレンズを使われている方は、海外でも今まで通り自分にあったコンタクトレンズを購入できるか不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私もずっとコンタクトレンズを使っており、レンズの種類によっては全く目に合わないこともあったので、同じ悩みを抱えていました。

しかし、これからご紹介するICL手術を留学前に受けた結果、とても快適にアメリカ生活を送ることができました!

今回はICL手術経験者として、みなさんが気になる費用や手術、術後の状況、注意点などについて徹底的に解説していきます!
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こんな方におすすめ

  • ICLやレーシックに興味があり、体験談を気になる方
  • コンタクトレンズ利用者でドライアイなどにお悩みの方
  • 海外で新生活をこれから始めたり、海外に既に滞在中の方

まず、日本在住者だけではなく、今から海外生活を送られる方にもICLは絶対におすすめできます!!!

これを読めば、ICLに対する疑問や不安を取り除くことができるはずなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次の気になるページをクリックすると、そのページに飛ぶことができます↓↓

ICLとは?

ICLは、"Implantable Collamer Lens"(インプラント可能なコラマーレンズ)の略称。

ICL手術では、近視、遠視、乱視などの視力の問題を改善するために、眼内に特殊なレンズが埋め込まれます。

眼内にレンズを埋め込むと聞くと怖くなるかもしれませんが、埋め込めれている感覚は全くないので安心してください!

ちなみに、眼内レンズは手術中に眼内に挿入され、角膜の前面と虹彩(虹彩は色素のある部分で、瞳孔の周りにあります)の間に配置されます。この位置によって、ICLは光の屈折を変え、視力を改善することになります。

ICLの良いところ

・手術後の回復期間が比較的短い

・眼球の形状に応じて調整可能

・ICLは取外し可能(レンズ交換可)

ただし、ICL手術を受けるには、一定の条件を満たす必要があるので、まずは医師と相談や詳細な検査を受けてみることをおすすめします!

ICLとレーシックの特徴の違い

ICLとレーシックは、両者とも視力矯正手術の方法ですが、少し分かりづらいかと思うので、以下にICLとレーシックの主な違いをまとめてみました!
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ICL(眼内コンタクトレンズ)の特徴

ICL(眼内コンタクトレンズ)

  • 眼内に挿入される人工レンズ
  • ICLは眼内に留まり、取外し可
  • 眼の形状に関係なく、視力矯正可
  • レーシックより高い度数矯正も可能なことも

レーシックの特徴

レーシック

  • 角膜の形状を変えるためにレーザーを使用する手術
  • 角膜の上層を切開して処理し、後に元の位置に戻す
  • 近視、遠視、乱視の軽度から中程度の矯正に使用される
  • 角膜の形状を変えるため、角膜組織が安定するまで回復期間が必要

ICLのデメリットや注意点は?

続いて、ICL手術のデメリットや注意点についてもご紹介していきます。

以下が、一般的なICLのデメリットや注意点となるため、押さえてきましょう。
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コスト面

ICLといえば、やはりコスト面で躊躇する方も多いのではないでしょうか?

私も実際にコスト面で非常に悩みましたが、結果、手術を受けて大正解だったため、値段の高さにも納得しています。

そして、実はICLは自由診療のため、医療費控除が使えるのをご存知でしたか?

医療費控除の有効期限は5年間のため、もし過去に手術を受けた方も、絶対に申請するのを忘れないようにしましょう。

追加手術の可能性

ICLはレンズを取り外すことができますが、稀に追加の手術が必要になる場合があります。

例えば、ICLが眼内に移動したり、レンズが濁ったりする場合には、追加の手術が必要となる可能性があります。

しかし、かなり稀な事象なので、ほとんど気にしなくても問題ないでしょう。

乱視の矯正限界

ICLは一般的に近視や遠視の矯正に適していますが、乱視の矯正には限界があると言われています。

乱視が強い場合や、他の矯正手術と比較して乱視矯正の効果が限定的な場合があるため、事前に医師と相談して、自分の状況に最適な視力矯正手術方法を選択しましょう。

筆者の場合、事前に、乱視用に対応したICLレンズを使用するか確認がありました!乱視に対応したレンズはやや手術費用もアップしていました。
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視力の変化

ICL手術後に、視力が完全に安定するまでに時間がかかる場合があります。

筆者も、光の輪(フレア)が見えたり、視力が安定しない時期が約1ヶ月程度続きました。

また、ICL手術によって視力が改善されたとしても、視力の変動や退行が生じる場合もあるということは覚えておきましょう。

ちなみに、筆者の場合、術後、2年が経過しますが、目のトラブルはなく視力もキープされて全く問題ありません!
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手術リスク

ICL手術は基本的に安全ですが、当然、すべての手術にはリスクが存在します。手術中や手術後に合併症が生じる可能性があります。

例えば、眼内炎や眼圧上昇などの合併症なども報告も過去にはされています。しかし、これらの合併症は稀なもので、医師との十分な相談と適切な手術後のケアによってリスクを最小限に抑えることができるでしょう。

次のトピックで、筆者が実際に手術を受けた超おすすめクリニックと、当時、かなりリサーチして絞った厳選クリニックをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
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おすすめのICLクリニックとICLクリニックの選び方

ここからは、筆者が実際に手術を受けたクリニックと、候補だった厳選クリニックをご紹介していきます!
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筆者がお世話になった超おすすめクリニック

実際に手術をお願いしたクリニックは都内にある「アイクリニック東京 サピアタワー」というクリニックでした。

結論を言いますと、「アイクリニック東京 サピアタワー」で手術を行い大満足の結果でした!

理由はICL界では超有名な名医の北澤先生に執刀いただける点!北澤先生は国内で10名しかいないICLの専門家「エキスパートインストラクター」のお一人!

経験豊富で信頼感抜群だったので、最終的にこちらで手術を受けることに。

結果、とても気さくな先生で手術もあっという間に終わり、術後の経過も大満足の仕上がりでした!

しかし、ICLのクリニックはまだ数が十分とは言えない状態なので、実際にどこで手術を受けたら良いか筆者も当時は相当悩みました。。

ここからは同じお悩みを抱える方向けに、その他のおすすめICLクリニックと後悔しないクリニックの選び方をご紹介していきますね。
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その他のおすすめICLクリニック

実際に当時、筆者が「アイクリニック東京 サピアタワー」で手術を受ける前、上記ポイントを踏まえて、徹底的に絞った他のクリニックをご紹介します!

以下の3つのクリニックはどれもレビューなどの評判も良く、執刀医も経験豊富な方に執刀頂けるので、気になる方はぜひ参考にしてみてください!
お悩み中

医療法人先進会ICL

先進会眼科は、東京・大阪・福岡に展開する眼科専門のクリニック。

ICL執刀医5名のうち、ICLインストラクターが2名在籍しており、ICLの実績も十分です。

費用は46万円(税込)からとリーズナブルなのも嬉しいポイント!

さらに、術後3ヶ月の検診が無料と安心ポイントもあり、皆さんにおすすめできるクリニックの一つです。

品川近視クリニック

品川近視クリニックは全国5箇所(東京、大阪、名古屋、福岡、北海道)に展開するクリニック。

認定医15名(内9名が指導医)の充実したサポートが受けられるのも心強いポイントです。

費用はこちらも46万円(税込)からとリーズナブル!

さらに、術後翌日・1週間後・1ヵ月後・3ヵ月後・6ヵ月後・1年後とアフターフォローもバッチリな上に、3年間の保障付き!

上記クリニックもご興味がある方は、ぜひまずは一度医師に相談してみることをおすすめします!
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後悔しないICLクリニックの選び方

後悔せずに自分に合ったクリニックを選ぶ際は、以下のポイントに気を付けると納得して手術を受けることができるはずです!
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ICLクリニックの所在地

事実として、どうしても有名で人気のクリニックは都市部に集中していることが多いです。

しかし、手術前に何度かクリニックに通う必要がある(遠方者には、クリニックによっては通院回数を減らしてくれることも)ため、移動手段や時間を考慮しながら自分に合ったクリニックを見つけましょう。

また、最後の方でもご紹介していますが、術後は自宅に帰宅するのも厳しいぐらい目が見にくいため、遠方の方は手術日はクリニックの近場でホテル滞在なども選択に入れても良いでしょう。

ICL専門クリニックがベター

クリニックをリサーチしている中で、視力回復のためにレーシックをメインで取り扱っているクリニックで、ICLもやっているクリニックは避けていました。

理由は、執刀医の経験が十分にあるとは思えなかったため。

そのため、数はレーシックメインのクリニックに比べると限られますが、ICL専門クリニックで手術を受けることをおすすめします!

アフターフォローの有無

やはりICL手術が成功した後も、アフターケアはとても大事!

術後のケアの心配事もアフターケアがしっかりしたクリニックであれば、安心して最初から最後まで任せられるはずです!

ICL手術経験者のレビュー・口コミ

これは言うまでもないですね。

本記事でも紹介しますが、実際の経験者の生の声を参考にすると後悔する可能性も低くできるはず!

以上の点を踏まえて、自分にあったクリニックを探してみましょう!
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ICL・眼内コンタクトレンズに関するよくある疑問や悩み

ここからは、ICL手術を受けようか悩んでいる人の多くが抱える悩みや疑問にお答えしていきます!

こちらをチェックして少しでも不安や疑問を解消してみてくださいね。
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ICL手術後は歩いて帰れるの?

術後は正直付き添いの人がいた方が安心です。

手術日と手術前の診断の際に、瞳孔を開かせるための目薬をさすのですが、瞳孔が開くとボヤけたり光が眩しく感じます。

そのため、帰り道はなんとなく見える状態だったため、ゆっくり歩かざるを得ないほどでした。

私の場合は電車だったため、なんとか帰れましたが、自転車、車はまず無理だと思ってください。

術後は近くのホテルに滞在するか聞かれるほどでした。徒歩でもかなり危ないと思うので、ぜひ付き添いの人を連れて行きましょう!

ICL手術費用は?

アイクリニック東京 サピアタワーで手術を受けた私の場合、乱視なし、保険適応なしで総額70万程度の費用が掛かりました。この費用を高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思います。

しかし、お風呂のときや、汗をかくとき、コンタクトレンズの調子が悪い時などの不安が解消されて、朝目覚めたときから物が鮮明に見えるようになるのを考えると、決して高い買い物ではなく、むしろ安いくらいだと私は思っています。

正直クリニックによっては10万円以上安かったり高かったりすることもあるので、自分の予算と相談しながら検討してみてください。

多少コストは高くても後悔したり、施術が自分に合わないなどといった不安要素を可能な限りなくすために、自分にベストなクリニックを選ぶことを絶対におすすめします!

私の場合、自分の満足するレベルのクリニックを絞り、コストは二の次で選びました。

ICL手術の所要時間はどのくらい?痛みはあるの?

手術自体は両眼で10分も掛からないぐらいで終わります。

正直、何が起こってるか分からないうちに手術が終わってしまった印象でした。

痛みは多少チクっとした記憶はありますが、気のせいだったかもと思うほど痛み自体はありませんでした。

ICL手術を受けるために必要な通院回数と期間は?

実際に通った回数は4回程度でした。初診から実際の手術までに要した期間は3ヶ月程度でした。

これはクリニックによって違うため、人気クリニックで受けたい方や平日休みが取れない方などは、余裕をもってクリニックに早めに通うことがおすすめ!

初めはICLが適応できるかのチェックや術後の希望する視力の確認、目の傷などをチェックして、手術前に一度眼孔を開いて手術が問題なくできそうか確認する機会もありました。

どの回もアイクリニック東京 サピアタワーの受付のご担当者、診断の先生は非常に丁寧で、親切な人ばかりでした。

とにかく手術前に気になることや心配なことは無くせるようサポート体制は万全だったので、手術当日も不安なく臨めました。

ただし、執刀医の先生は名医だけあって、手術当日の一度しかお会いはしませんでしたが、先生も気さくな方で手術直前から中まで話しかけてくれ、非常に穏やかな気持ちで手術に臨むことができました。

ちなみに、手術当日は手術を受ける方が私以外にも10人近くおり、手術当日はまとめて執刀されているようでした。それに伴い、雑な対応という訳ではないのでご安心を!

ICL手術後の見え方の変化は?

手術が終わった当日はまだぼんやりと見えているといった感じでしたが、時間が経過するにつれて視力が戻り、翌日には完全に視力が戻っていました。

特に朝目覚めとき、コンタクトレンズなしではっきりと見えたのは非常に感動しました。

また、煩わしいコンタクトレンズの装着もなく、コンタクトレンズが目に馴染まないといった状況になることも2度とないと考えると非常に清々しい気持ちになったのを今でも覚えています。

しかし、ICLならではの現象として、車のヘッドライトなどの光源の周りに光の輪っかが出てくる現象が2〜3ヶ月程度しばらく続きました。

今でも光の輪自体は見えますが日常生活で気になることはほぼなくなりました。

ただし、車を運転する方は夜間に他車のヘッドライトやブレーキライトが眩しく感じる可能性があることを覚えておきましょう。

またサウナが入れなかったり、特別な目薬を使う必要などもないので、気を付けることと言えば、目を擦らないようにするぐらいで、とても快適です。

ICLレンズの設定視力は弱めを選択した方が良い?

これは正直好みによるかと思います。強めのが良いかとも思いましたが、強すぎて眩しかったり、目が疲れやすくなったりする可能性があるということだったので、若干弱めにしました。

日常生活で困ることはほとんどありませんが、夜間の運転などは、やはり気持ち眩しく感じられたり、見づらく感じることもありますが、コンタクトレンズのときも夜間はどうしても見えづらくなるので誤差レベルといった感じでした。

そのため、もし不安な方は気持ち強めにしても良いかもしれませんが、執刀医などと相談して最終的には決めましょう。

ICLは再度手術をして、レンズを取り出したり、取り替えることがメリットの一つでもあります。

まとめ:ICL手術を迷ってるなら今すぐ医師に相談すべき!

今回はICLについて実際の経験者が感じたことや術後の経過などをご紹介しました。目の悩みは多くの方が抱える悩みの一つではないでしょうか?

一方で目の手術はリスクも少ならずあるため、誰もが不安を抱えているかと思います。

そのため、今回の記事が少しでも多くの方の役に立ち、安心してICLに臨める人が増えたら良いと思います。

筆者のおすすめはICLに興味があれば一刻も早くトライすること!生活の質がグッとアップするはずですよ!

特にこれから海外生活を送られる方には強くおすすめです!筆者もアメリカ生活を始める3ヶ月前にICLをして、目の不安を取り除いて渡米したおかげで不安なく海外生活を送ることができました。

最後に改めて、筆者が強くおすすめするクリニックと当時有力候補だったクリニックをご紹介します!

筆者が利用したクリニック

有力候補のおすすめクリニック

いずれも経験豊富な執刀医がいるのが最大の魅力!どこも都内や大都市中心ですが、自分の体のことなので、多少遠くても腕の確かな執刀医のところで手術を強くおすすめします!

ぜひまずは相談からでもしてみてはどうでしょうか?

  • この記事を書いた人

Unasuke

こんにちわ。Unasukeです。 大手企業にエンジニアとして勤めながら、社費留学で妻と一緒にアメリカに渡り、大学院留学を経験しました。現在は、留学経験を活かせる仕事を探しながら転職活動中です。 社会人として働きながらTOEFLやTOEIC(600点→900点超え)の勉強に取り組んだ経験を活かして、皆さんのお役に立つような英語学習やアメリカ生活のこと、お得な節約情報などをご紹介しています。

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