本記事では以下のようなお悩みを解消します。
本記事の内容
- 社費留学制度とは?
- 社費留学制度のメリット・デメリット
- 社費留学制度への応募条件と流れ
- 社費留学制度を導入する企業一覧
- 社費留学制度に必要な英語力
- 留学後の転職を失敗しないためのポイント
- 留学先を選ぶ際に考慮すべきポイント
- まとめ
- この記事を書いた人
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年々、グローバル人材を求める企業が増えており、社費留学制度を利用してMBAなどを取得しキャリアアップする人が増えています。
海外留学では、語学力の向上や専門スキルの強化だけでなく、グローバルな視点で物事を考えられるようになったり、逆境に強くなったり多くのメリットがあります。
しかし、留学には高額な費用がかかるため、多くの人が踏み切れないという現実もあります。
そこで、筆者がお勧めするのが「社費留学制度」。
この制度を活用すれば、会社側に留学費用の大部分を負担してもらいながら海外大学院への留学を実現することができます。
そこで本記事では「社費留学制度」のメリット・デメリットや、社費留学導入企業の一覧、英語力の条件などについて、実際に社費留学制度を利用して海外大学院に留学した筆者が詳しく解説していきます。
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社費留学制度とは?
社費留学制度とは、企業が社員に対して海外留学を支援する制度のこと。
具体的には、留学先の学費や生活費を企業が負担し、社員が海外で学び、その成果を企業に還元することを目的としています。
社費留学制度は、企業が自社の人材育成やグローバル化を進めるために導入することが多く、特に大手企業やコンサルタント、外資系企業などで採用されていることが一般的。
また、官僚を中心に公務員などにも社費留学制度があることもあり、官僚になって社費留学した後に転職するようなパターンもあります。
社費留学に応募すべき人
- キャリアアップを目指したい方
- 海外のビジネスや文化に興味がある方
- 語学力を向上させたい方
- 独立してビジネスをしたい方
キャリアアップを目指したい方
社費留学は、自己啓発やスキルアップを目的としたものが多く、留学中に新しい知識やスキルを身につけることができます。
帰国後には、企業内でのポジションアップや転職の際に、留学経験がアピールポイントになることも期待できます。
海外のビジネスや文化に興味がある方
留学先でのビジネスや文化の体験は、人生経験としても大きな意義を持ちます。
また、留学先での人脈作りや語学力の向上も期待できるため、将来のグローバルなキャリアにも繋がるはず。
実際にMBA取得後にそのまま現地の企業に就職する人や、最近では留学後に外資系企業などへ転職するパターンがメジャーになってきています。
語学力を向上させたい方
留学先でのリアルな英会話は、語学力を向上させるための最適な方法の1つです。
現地の言語環境での生活や学習は、リスニングやスピーキング力の向上に大きな効果を発揮します。
独立してビジネスをしたい方
社費留学を利用すれば、留学先での研究やプロジェクトを進めることもできます。
例えば、海外の大学での研究やビジネスプランの立案・実行など、自分のアイデアを実現するための環境が整い、頑張り次第では、自分の力でビジネスを進めていく力が手に入ることも。
社費留学制度のメリットとデメリット
社費留学制度は、企業が従業員の留学を支援する制度であるため、良い点ばかりではなく、デメリットも当然あることを心得ておきましょう。
メリットとしては、例えば、以下の点があります。
メリット
・語学力の向上 ・キャリアアップにより年収アップ
・留学先でのグローバルなビジネスや文化の理解
・新しい技術や知識の習得
・逆境やストレス耐性アップ
また、留学先の大学院で各国の社会人留学生とも親しくなれたのは留学経験の中でも最大の財産だと考えています。
さらに、留学時はコミュニケーションが上手くできない経験や、自分の積み上げてきた実績もゼロに近い状態からスタートするので、逆境やストレスに対する耐性は間違いなくアップするはずです。
一方で、社費留学制度のデメリットとしては以下の通りです。
デメリット
・留学先での生活費の負担
・留学後の復帰時の業務負担
・出願できる学校や期間に制限がある場合がある
・一部留学費用の返済が必要なケースあり
・社費留学制度に応募できる職歴が5年程度から(年齢制限もあり)
・条件の良い転職先が思うように決まらない場合も
社費留学の辛い点として、やはり金銭的な負担があるかと思います。
会社によっては学費全負担の場合もあれば、一部負担のケースもあります。
加えて、基本的には駐在員と違って手当が出ることは稀で、給料は基本給とボーナス相当になることが多い点に注意してください。
また、留学を終えて帰国後、数年間のうちに転職した場合、支援金の一部を会社に返済する必要がある場合もあるので、よく考えた上で社費留学制度を利用することをお勧めします。
さらに、留学後の転職を考えている場合、あらかじめ自分の市場価値を確認したり、転職サイトに登録しておいた方が良いです。
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社費留学制度への応募条件と流れ
応募条件について
応募条件を始め、企業によって制度や手続きが異なるので、事前によく調べておきましょう。
選考は総合的に評価され、評価項目としては例えば以下のような項目があります。
・業務経験
・業務実績
・語学力
・勤務態度
・熱意
社費留学制度に必要な応募条件は、企業によって求められるものが異なりますが、一般的には留学先で必要とされる語学力や勤務態度、コミュニケーション力の高さなどが最低限の条件になります。
また、意外と重要なのが熱意。 英語力が多少足りなくても、常日頃からアピールして社内で国際派のイメージを植え付けておくことが重要でしょう。
社費留学の応募の流れ
基本的に社費留学を希望する場合、留学希望者が社内選考に応募することから始まります。
留学制度に応募する前には、以下の項目などを事前に必ず確認しておきましょう。
・会社側の費用負担の内訳
・留学先の選定などに関する規定
・留学期間の制限
その後、留学候補者に選ばれると、留学先の大学選び・応募を行なって、会社側に留学計画書を提出して受理されれば晴れて留学スタート。
留学期間中は、勉強以外にも会社側に定期的なレポートの提出や報告などを行わなければいけない可能性があるので事前に所属する会社に確認しておきましょう。
社費留学制度を導入する企業一覧
社費留学制度を導入する企業は、基本的には大手企業や外資系企業が多いです。
また、一部の中小企業や国家公務員などでも社費留学制度を導入している場合もあるため、入社前に幅広く調べておきましょう。
・グローバルなビジネス展開
・自社製品やサービスが海外に関連
・海外に支社がある
・海外展開を目指していて、高度な知識や技術を持った人材を募集中
自治体:東京都 大阪府 福岡県
国家公務員:文部科学省、国税庁、厚生労働省、国交省
商社:三菱商事、住友商事、興和
金融・保険:みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、野村證券、東京海上日動火災保険、野村総合研究所、オリックス、三菱UFJ信託銀行、SMBC日興証券
空運:日本航空
通信:ソフトバンク、KDDI
重工:三菱重工業、川崎重工業、住友重機械工業
警備:セコム
インフラ:東京ガス、西日本旅客鉄道、関西電力、ネクスコ中日本
IT:日本IBM、オラクル
建設:清水建設、丸紅建設、東急建設、大成建設
物流:日本郵政、ヤマト運輸、日本通運
大手デベロッパー:三菱地所、三井不動産
倉庫:三菱倉庫
メーカー:トヨタ自動車、ホンダ、資生堂、キーエンス、ソニー、アイシン精機、富士通、旭化成、日立製作所、パナソニック、東芝、富士フイルム、村田製作所、NEC、三菱電機、セイコーエプソン、京セラ、東京エレクトロン、富士通、ユニリーバ、キヤノン、トヨタ紡織、ブリヂストン、ニチレイ、住友電気工業、積水化学工業
※海外研修も含む。また、上記情報は古い場合があるため、最新の情報をチェックしてください。
このように、社費留学制度を導入している業界は、IT・通信、金融、自動車、化学、建設、エネルギー、食品など多岐にわたります。
社費留学制度を導入している企業の調べ方
・企業の公式サイト
企業の公式サイトに掲載された求人情報をチェックすると社費留学制度が導入されていることの記載がある場合も。
・就職・転職サイト
就職・転職サイトでも、社費留学制度や駐在の有無を確認することができる場合があります。
例えば、検索条件に「社費留学」や「海外研修」などを含めて、自分好みの企業探しをしてみてください。
「社費留学制度」で留学する前に知っておくべきこと
留学先の文化や習慣、言語、気候などについて調べることはもちろん、現地での生活費やビザ取得に必要な書類の準備など、手続きについても事前に把握しておく必要があります。
また、留学中の健康管理や安全面の確保も重要なポイントです。 渡航先の国によっては、医療面や治安が日本とは全く異なるケースがあるのでご注意を。
当時の経験を踏まえて、役立つ情報などを他の記事でもまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
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社費留学制度に応募するために必要な英語力
海外大学院の入学には英語力を証明するTOEFLやIELTSなどの英語力試験で高スコアを出すことが必須になります。
必要スコアは海外大学院で異なりますが、TOEFLのスコアは一般的にMBA留学では100点以上、理系大学院では80点以上が目安。
TOEICに換算すると、MBA留学では900点以上、理系大学院では800点以上が目安。
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留学後の転職を失敗しないためのポイント
留学後にキャリアを活かした転職を検討している場合、以下のポイントを押さえておきましょう。
社費留学制度を活用するときのポイント
・自分自身の目指すキャリアプランに合った留学先を選ぶ
・留学後に自分の市場価値についてアプリやサイトを利用して確認しておく
・学生・社会人問わず、留学後のキャリアをよく調べておき、外資系や英語力を活かせる転職に特化したリクルートエージェントやビズリーチ、ランスタッドで業界調べやヘッドハンティングを狙うべき。
実際に今より条件の良い複数社からアプローチをいただけたことで、改めて自身のキャリアを考えるきっかけになるので、ぜひ登録してみることをお勧めします。
社費留学制度を活用するためのアドバイス
社費留学制度を活用するためには、自分自身の目標やキャリアプランを明確にし、留学によってどのようなスキルや知識を身につけたいかを具体的に考えることが大切です。
また、留学先の選定や必要な手続き、留学中の生活や勉強の計画をしっかりと立て、準備をしっかりと行いましょう。
特に、日本と違って海外では予想外のことが起こると思って、留学計画や現地での生活を送ることが重要になります。
例えば、経済状況によって為替の影響を予想外に受けたり、現地で大きな病気・事故に遭う可能性もゼロではありません。
さらに、留学中は留学先の現地での人脈形成や、現地での言語学習にも継続して力を入れることをお勧めします。
留学先を選ぶ際に考慮すべきポイント
- 学校の評判
- 文化や環境
- 授業料や奨学金の有無
- 留学期間
- 必要な語学力
・学校の評判
留学先の学校や大学の評判を調べ、教育内容や実績、教師の質などを確認することが必要です。
また、留学先の地位や名声もその後のキャリア形成に重要なポイントとなります。
・文化や環境
留学先の文化や環境に適応できるかどうかもポイントの一つです。
留学先の国や地域の文化や習慣、気候や生活環境などを事前に調べ、自分に合った留学先を選ぶことが重要です。
特に食事や気候などは、留学生活の質や安定した精神状態を保つためには重要なポイント。
・授業料や奨学金の有無
留学費用や生活費、旅費、保険費用など、留学にかかる費用を大学毎に把握しておきましょう。
また、大学が募集している奨学金の有無や応募方法なども事前に確認しておくと、チャンスがアップする場合も。
・留学期間
留学期間も留学先を選ぶ上で重要なポイントの一つです。
留学先で修得したい能力や目的、また、予算やスケジュールなどを考慮して、適切な留学期間を選ぶことが大切です。
また、留学先で後悔しないように以下の点もよく確認しておきましょう。
・必要な語学力
上述の通り、MBA留学などでは高い英語力が求められます。
特に有名私立大などでは、非常に高い語学力が求められるため、自分の現状の語学力とのギャップをよく考慮して、余裕を持って複数校の留学先を検討しましょう。
後悔しない留学先を選ぶコツ
- 現地情報を収集する
- 社費留学制度で留学した人の体験談
- 留学に特化したサイトを活用
・現地情報を収集する
留学先の地域や学校、生活環境などについて、ネットや留学エージェントなどを通じて情報収集することが大事です。
大きな街であれば、その街のコミュティサイトなどもある場合があります。
・社費留学制度で留学した人の体験談
慣れない土地ということで、予期せぬことが起きやすい留学では、必ず留学経験者からの情報をゲットしておきましょう。
留学前にはなかなか想像できなかったことや、留学中に直面した課題や充実した体験など、様々な情報が得られます。
実際に留学を経験した人の生の声を聞くことで、留学前後の心境の変化や、将来のキャリアに対する考え方の変化なども知ることができます。
筆者も社費留学を経験しており、実際の体験談等を複数の記事にまとめているので良かったらご覧ください。
・留学に特化したサイトの活用
留学を専門にするサイトを活用する手もあります。
留学情報や英語勉強法などの詳しい情報も手に入れることができるため、まずは無料カウンセリングで詳細を確認してみることをおすすめします。
例えば、有名な留学支援情報サイトだとスマ留、夢カナ留学、留学情報館などが有名です。
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まとめ
本記事では、社費留学制度についての概要や導入企業、社費留学に必要な条件等をご紹介しました。
留学先によって、必要な条件や選び方なども異なるので、留学体験談など実体験から多くの失敗や成功例を知ることで、スムーズに社費留学の準備ができるはずです。
また、留学先を選ぶ際には、留学目的や将来のキャリア像などを十分に考えておくと、留学中に留学の意義を見失ったり、帰国後のキャリアなどで迷わずに済むでしょう。
是非、社費留学制度を利用して、自分自身のキャリアアップや成長に繋げていただければと思います。
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